高配当株投資をしている方の中には、VOD/ボーダフォン・グループが気になっているという人も多いのではないでしょうか。
日本の高配当株って、ワクワクする程の高配当株というのは株高によって少なくなってきたような気がします。2022年ぐらいには沢山あって、そこから結構勢いよく高配当の株価が高くなってしまいましたからね。
増配もしている所も沢山ありますが、それでも当時ほどの配当利回りではなくちょっとなーって感じにはなっているのではないでしょうか。
そんな中、海外の株ならばワクワクするような高配当株もまだあって、その中の一つが「VOD/ボーダフォン・グループ」ですよね。10%を超える配当利回りとなっていますから。
そこで、VOD/ボーダフォン・グループについて解説していこうと思います。ただ、あくまで素人としての紹介ですので、そこのところご了承いただければと思います。
VOD/ボーダフォン・グループは、イギリスに拠点を置く電気通信会社です。約17各国でモバイル及び固定ネットワークを運営しており、合弁事業及び関連会社を通じてさらに5か国に株式を保有しています。
イギリスだけでなくドイツやイタリア、インド、南アフリカ、トルコ、エジプトなどが主要市場のようですよ。
事業は、インフラストラクチャー資産、共有オペレーション、成長プラットフォーム、小売及びサービスオペレーションから構成されています。
日本で言えばNTTとかKDDI、ソフトバンクといったような通信会社という事でしょうね。
ボーダフォンって20年前ぐらいに聞く名前でしたよね。日本でもあったのですが、ソフトバンクに譲渡した形で撤退したようです。
そういや、20歳ぐらいの頃ボーダフォンが学割か何かで安かったので持っていなような記憶があります。記憶違いかもしれませんが。
高配当で人気のVOD/ボーダフォン・グループですが、配当利回りはというと、これを書いている株価が8.910ドルで
10.8%
となっていました。高配当株といっても10%を超えるものは少ないのでかなり貴重な存在ですね。
10%というと、税金のことを全く考えないで言うと100万円分の株を買っておけば、毎年10万円が配当金でもらえるという事です。10年たてば配当金だけで元が取れる感じですね。
しかも、その配当金をまた投資に回していけば複利でとんでもないことになりそうです。
VOD/ボーダフォン・グループの権利落ち日と配当支払い日は以下のようになっています。
権利落ち日 | 配当支払い日 |
---|---|
6月上旬 | 8月上旬 |
11月下旬 | 2月上旬 |
米国株は配当金の支払いが年4回の所も多いのですが、VOD/ボーダフォン・グループは年2回になっています。もらえるお金は変わりませんが、どうせならば回数が多いほうが嬉しかったりしますけどね。
詳しい日にちはその年によって違いますので、確認しておいて、権利落ち日にはしっかり購入しておくようにしましょう。
VOD/ボーダフォン・グループはADRという形でニューヨーク証券取引所にお樹上しています。ADRは国によって税金が変わってくるのですが、イギリスに拠点を置いているVOD/ボーダフォン・グループの税金は0円となっています。
ですので、日本の新NISA口座で保有しておけば、日本でも税金が0という事になり、10%を超える配当金を丸々貰うことが出来るようになっているのです。かなりお得ですよね。
VOD/ボーダフォン・グループは連続増配企業のように配当が毎年増えていくわけではありませんが、ある程度安定的に決まった感じの配当金を支払ってくれているので、これが毎年税金がかからないというのはすごすぎますね。
ですので、VOD/ボーダフォン・グループを購入しようとしている方で、新NISAの成長投資枠が余っているという方は新NISAで購入するといいかもしれませんね。
VOD/ボーダフォン・グループ株が欲しいという方も多いと思いますが、そういった方はVOD/ボーダフォン・グループはどうやって買えばいいの?と疑問に思うかもしれません。
日本株ではなくてイギリスの株ではあるけどADRという形でニューヨーク証券取引所に上場しているとなると、ちょっとややこしくて買い方が分からなかったりしますよね。
でも、VOD/ボーダフォン・グループは米国株を扱っている証券会社ならば基本的に購入できます。ただ一部の米国株しか扱っていない証券会社もあるので、そこに関してはVOD/ボーダフォン・グループを扱っているかは確認しておかないといけませんね。
ネット証券会社で人気の楽天証券では普通に米国株を購入できますし、VOD/ボーダフォン・グループも他の米国株を購入するのと同じようにすれば購入できますよ。