新NISAって非課税で投資ができるわけなので、出来ることならしておいたほうがお得ですよね。長期で見ることが出来るお金があるならという事になるかもしれませんが。
とりあえず僕は、BTI/ブリティッシュ・アメリカン・タバコを新NISAの成長投資枠で購入しました。2023年までに持っていた日本株が良い感じで伸びてくれていて、ここの所伸び悩んでいる感じなので売った資金で購入した感じです。
積み立て投資枠では王道といっていいようなSP500をに投資しておいて、成長投資枠に関しては高配当株に投資しようと決めていました。
高配当株じゃなくてSP500とかオルカンに投資するのもいいかもしれませんが、個人的にゴールが見えない感じがどうも嫌なので高配当株にします。高配当株ならどれだけ年間貰えるかというのが目に見えますから。
で、何に投資するかで結構悩んだんですよね。国内の株式ってどれも結構上がってきていて、高配当といえるのかな?っていう部分もあるので。
高配当株で人気のJTも2022年ごろは配当利回りが7~8%ぐらいあったうえに、株主優待まであったのですが、今は5%を余裕で切ってしまっています。
そんな中、同じくイギリスのたばこ株であるBTI/ブリティッシュ・アメリカン・タバコは10%に近い配当となっていたのでこちらにしました。
BTI/ブリティッシュ・アメリカン・タバコの特徴として次のようなものがあります。僕個人がまとめていますので、間違っている所もあると思いますがご了承ください。
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(British American Tobacco, BTI)は、イギリスに本社を置く多国籍たばこ企業です。以下にその概要を説明します。
【会社概要】
設立: 1902年
本社所在地: イギリス、ロンドン
業界: たばこおよびニコチン製品
【事業展開】
グローバル市場: BTIは世界中の50以上の市場で事業を展開しており、主要市場はアメリカ、ヨーロッパ、中東、アフリカ、アジア太平洋地域です。
【主要製品】
たばこブランド: ダンヒル(Dunhill)、ケント(Kent)、ラッキーストライク(Lucky Strike)、ロスマンズ(Rothmans)、キャメル(Camel)などの有名ブランドを展開しています。
次世代製品(NGP): 加熱式たばこ(Heated Tobacco)、電子たばこ(Vaping)、ニコチンパウチ(Modern Oral)など、健康リスクの低減を目指した製品を提供しています。
【経営戦略】
持続可能な成長: たばこ製品から次世代製品への移行を進め、持続可能な成長を目指しています。
イノベーション: 次世代製品の研究開発に注力し、製品の多様化と品質向上を図っています。
規制対応: 各国の規制に対応しながら、責任あるマーケティングと販売を行っています。
【財務状況】
売上: 安定した売上を維持しており、業界のリーダーとしての地位を確立しています。
配当: 高配当株として知られており、安定した配当を提供しています。
【社会的責任】
CSR活動: 持続可能な農業、環境保護、社会貢献活動など、多岐にわたる企業の社会的責任(CSR)活動を行っています。
【市場での位置づけ】
BTIは、フィリップ・モリス・インターナショナル(PMI)やアルトリア・グループ(Altria)などの他の大手たばこ企業と競争しながら、グローバル市場で強固な地位を維持しています。
BTIは、伝統的なたばこ製品から次世代製品への移行を進めつつ、持続可能な成長を追求する企業です。
BTI/ブリティッシュ・アメリカン・タバコ株の1番のメリットといっていいのじゃないかと思うのが、「配当利回りが高い」という事ですよね。
個人的に新NISAの成長投資枠は高配当株で、多少株価が下がっても良いのである程度安定的に配当を出すことが出来る企業なので、BTI/ブリティッシュ・アメリカン・タバコは当てはまるかなと思っています。
たばこ事業が凄く伸びてくるという事はないでしょうが、ある程度の残存者利益的なのはずっとあるでしょうし、配当に関しては配当性向が無茶でなければ払っていけるのかなと思っています。
ちなみに、BTI/ブリティッシュ・アメリカン・タバコの配当性向は64%程度のようです。他のたばこ株に比べてちょっと低い感じなので良いですね。
楽天証券の配当利回りを見てみると、今この記事を書いている株価30.6300ドルの時で、
9.54%
となっていました。税金とかとりあえず横に置いておくと100万円投資すると、年間9万5,400円もらえるという事になりますね。1,000万円だと95万4,000円ってことになります。1,000万円あれば主婦のパートぐらいの給料が、毎年何もしなくてももらえるってことですから夢がありますね。
この年間9.54%の配当金が1年間で4回に分けてもらうことができます。
権利落ち日 | 配当日 |
---|---|
3月後半 | 5月前半 |
6月後半 | 8月前半 |
9月後半 | 11月前半 |
12月後半 | 2月前半 |
権利落ち日と配当日はその年によってちょっと違ってくるので、毎年確認しておくといいでしょう。4回に分けて入ってくるっていうのも良いですよね。高配当株投資する人って毎月色々と配当金が欲しいでしょうから。
2024年6月権利落ち日の配当情報は以下の通りでした。
権利落日 | 2024/06/28 |
---|---|
入金予定日 | 2024/08/09(現地支払日:2024/08/07) |
配当内容 | 1株につき0.743059USD |
2,000年 | 0.421ポンド |
---|---|
2,001年 | 0.455ポンド |
2,002年 | 0.486ポンド |
2,003年 | 0.527ポンド |
2,004年 | 0.582ポンド |
2,005年 | 0.645ポンド |
2,006年 | 0.733ポンド |
2,007年 | 0.840ポンド |
2,008年 | 1.020ポンド |
2,009年 | 1.073ポンド |
2,010年 | 1.146ポンド |
2,011年 | 1.266ポンド |
2,012年 | 1.341ポンド |
2,013年 | 1.397ポンド |
2,014年 | 1.448ポンド |
2,015年 | 1.520ポンド |
2,016年 | 1.728ポンド |
2,017年 | 1.883ポンド |
2,018年 | 1.953ポンド |
2,019年 | 2.015ポンド |
2,020年 | 2.104ポンド |
2,021年 | 2.171ポンド |
2,022年 | 2.303ポンド |
2,023年 | 2.38ポンド |
このようにBTI/ブリティッシュ・アメリカン・タバコは長年安定した配当金を出し続けています。
また、BTI/ブリティッシュ・アメリカン・タバコは26年連続増配中となっているのです。これだけ長い間連続増配というのは、これからもしっかり配当金を支払ってくれるであろうという予想はできますね。。
イギリスたばこ会社の
利回りがすごい😱💦
【BTI】
株価29.64ドル
配当利回り10.02%
PER 6.13倍
PBR 0.98倍
配当は年4回
2月、5月、8月、11月です😊💰✨
BTIは世界3位のたばこ会社です🏢🇬🇧
業績も安定で右肩上がり⤴️🙈
26年連続増配中で💰✨⤴️
JTの上昇に置いて行かれた人に
おすすめの銘柄です😂 pic.twitter.com/fNF6xEXzaK— トラネコ@配当金で生活することが目標です! (@FIRE60028219) March 9, 2024
BTI/ブリティッシュ・アメリカン・タバコも連続増配凄いですし、他のたばこ株であるMO/アルトリアグループやUVV/ユニバーサルなども連続増配しているので、たばこ株の配当に関しては安定感あるというのは間違いなさそうですね。
ここからも増配してくる可能性もありますので、今買っておけば買値の配当利回りは増配によって上がってくるかもしれません。
BTI/ブリティッシュ・アメリカン・タバコはADR銘柄というものです。ADRがどういうものかというとアメリカ以外に本土があり、アメリカでも買えるようになっている外国株って感じですね。
BTI/ブリティッシュ・アメリカン・タバコはイギリスに本社のある会社ですからね。ADRという形でニューヨーク証券取引所に上場しています。
ADRは発行会社の母国で源泉徴収されますが、この税率は国によって決まっており、イギリスに関しては0となっています。ですので、配当金に課税されるのは日本での住民税15%、住民税5%に復興特別所得税が加わり、合計20.315%の税金だけがかかるようになります。
ただ新NISAでも購入できるので、新NISAで購入すれば日本でかかる税金さえもかからないという事になりますね。税金を支払うことなく配当金をもらうことが出来るのです。
10%に近い配当金が非課税って考えられませんよね。凄すぎます。
僕も全く知らなかったのですがBTIはインド最大のたばこ会社ITCの株式を約2.6兆円保有しているらしいですよ。トラネコさんのXに掲載されていました。
高配当銘柄で人気のタバコ株4社を
比較してみました🔥🚬🥲
アルトリアグループ【MO】
フィリップモリス【PM】
日本たばこ産業【JT】
ブリティッシュアメリカンタバコ【BTI】
配当利回り💰✨
MO 9.75%
PM 5.80%
JT 4.96%
BTI 9.75%
配当性向
MO 77.6%
PM 81.1%
JT 70.5%
BTI 64.3%
PER…— トラネコ@配当金で生活することが目標です! (@FIRE60028219) February 20, 2024
ITCは食品、ヘルスケア、美容用品、ホテル、紙製品、農業、情報技術など、いくつかの製品カテゴリーに多様化しているので、これから期待できる会社とのことです。
このようにいろいろなメリットを考えても、個人的にはBTI/ブリティッシュ・アメリカン・タバコは買いではないかなという感じがします。
ただ、あくまでたばこ株ですので先行きは明るくはありませんよね。全然暗いとは思いますが残存者利益を取って行くことはできるのかなという感じです。
とりあえず日本での高配当株って少なくなってきているので、BTI/ブリティッシュ・アメリカン・タバコが良いですよね。
BTI/ブリティッシュ・アメリカン・タバコの買い方ですが、米国株を扱っている証券会社ならば基本的に購入できます。人気の楽天証券は米国株も取り扱っていますので買うことができますね。
新NISAで購入したいのならば、新NISA口座を開設している証券会社で購入するようになります。まだ新NISA口座を開設していないという方は、楽天証券で口座を開設するといいでしょう。
米国株でBTI/ブリティッシュ・アメリカン・タバコを扱っているかも一応確認してから口座開設すると良いですよ。