「グローバルX 高配当30-日本株式 ETF(235A) 」は、2024年8月22日に東京証券取引所に上場されたばかりの新しいETFです。
このETFは、日本の大型株の中から配当利回りが高い30銘柄で構成されており、安定したインカムゲイン(配当収益)を求める投資家に向いています。
現在、販売や取引が開始されており、特に新しいNISA(少額投資非課税制度)の対象商品としても注目されています。配当利回りは約4%程度になると予測されており、構成銘柄は毎年1月と7月に見直しが行われる予定です。
このETFは、投資信託の手数料が税込0.3025%と、他の高配当ETFと同程度の経費率で提供されています。
では、グローバルX 高配当30-日本株式 ETF(235A) について詳しく紹介したいと思います。
1. ETFの概要
【名称】グローバルX 高配当30-日本株式 ETF
【ティッカーシンボル】日本国内の証券取引所に上場されているため、特定のティッカーシンボルが割り当てられています。
【上場先】東京証券取引所
【目的】日本の株式市場において、高配当利回りを提供する上位30社の銘柄に投資することを目指します。
2. 投資戦略
【対象銘柄】日本株式市場に上場している銘柄の中から、配当利回りが高い上位30社を選定し、投資します。
【配当利回り重視】高配当銘柄を選定することで、安定したインカムゲイン(配当収入)を求める投資家に向いています。
【リバランス】このETFは、定期的に保有銘柄のリバランス(入れ替え)を行うことで、配当利回りの高い銘柄を維持するよう努めています。
3. メリット
【安定した配当収入】高配当銘柄に投資するため、定期的な配当収入が期待できます。特に、定期的なインカムゲインを求める投資家にとって魅力的です。
【分散投資】30社の銘柄に分散投資することで、個別銘柄に投資するリスクを軽減します。
【取引の簡便さ】ETFとして取引所に上場されているため、株式と同様に取引が可能です。また、比較的低コストで投資ができる点もメリットです。
4. リスク
【市場リスク】投資対象が日本株式市場に限定されているため、日本市場全体の動向に大きく影響されます。
【配当変動リスク】配当利回りに依存するため、企業の業績悪化や配当の減少があれば、期待される配当収入も減少する可能性があります。
5. 投資対象の特徴
【業種の多様性】選ばれる30社は、業種に偏りがないよう配慮されている場合が多いです。これにより、特定の業界のリスクに対するヘッジ効果が期待できます。
【大型株中心】通常、このような高配当ETFは、安定した配当を提供できる大型企業が中心になります。
6. 適した投資家
【配当収入を重視する投資家】定期的な収入源としての配当を重視する投資家。
【長期投資家】市場の価格変動を気にせず、長期的に配当収入を得たい投資家に適しています。
このETFは、日本市場において安定した配当収入を求める投資家にとって、魅力的な選択肢となり得ます。市場動向や経済状況によりリターンは変動しますが、長期的に安定した収入を期待できる商品として人気があります。
「グローバルX 高配当30-日本株式 ETF(235A)」の場合、配当支払い日は以下の通り、年に4回設定されています。
年4回配当金がもらえるっていうのは有難いですね。
・2月24日
・5月24日
・8月24日
・11月24日
配当権利付き最終日は、これらの配当支払い日の数営業日前となります。
具体的な配当権利落ち日については、各取引期間ごとに変動するため、証券会社やETFの公式情報で確認するのが確実です。一般的には、配当支払い日の2営業日前が権利付き最終日となることが多いです。
「グローバルX 高配当30-日本株式 ETF(235A)」を購入する方法は、以下の手順で行えます。
1. 証券口座を開設
まず、オンライン証券会社(例: 楽天証券、SBI証券、マネックス証券など)で証券口座を開設します。すでに口座をお持ちの場合は、このステップは不要です。証券会社の口座開設をしていない人は楽天証券がおすすめですよ。
2. 証券口座に資金を入金
証券口座にETFを購入するための資金を入金します。入金方法は、銀行振込やインターネットバンキングなど、証券会社によって異なります。
3. 銘柄コードを検索
「グローバルX 高配当30-日本株式 ETF」の銘柄コードは「235A」です。証券会社の取引画面で、この銘柄コードを検索して該当するETFを見つけます。
4. 購入注文を出す
取引画面で「235A」を選択し、購入数量(何口買うか)を指定して購入注文を出します。ETFは市場で取引されるため、指値注文(希望価格を指定)または成行注文(市場価格で即時購入)のいずれかを選択できます。
5. 購入完了
注文が約定(成立)すると、ETFの購入が完了します。その後、配当金を受け取るためには、配当権利付き最終日までにETFを保有している必要があります。
6. NISAを利用する場合
このETFは新しいNISAの対象となっているので、NISA口座を利用することで、売却益や配当金に対する税金を非課税にすることが可能です。
購入の際は、証券会社ごとの手数料や取引条件を確認し、最適な方法を選んでください。