KO/コカ・コーラは米国高配当投資をしている人たちの間ではかなり有名で人気の銘柄ですよね。
安定した配当と強固な財務基盤で知られていて、多くの投資家に支持されていますからね。
連続増配企業としても有名で、62年連続で配当を増加させてきた実績があります。半世紀以上増配してきたってすごすぎますよね。これだけ長い間着実な経営をしてきたという事ですから。
62年も連続増配を続けてきたとなると、これからも続ける可能性は高そうなので、投資しておくというメリットは大きそうです。今の配当利回りがイマイチだったとしても、投資額に対した将来の利回りはかなり大きなものになっている可能性は高いですからね。
そこで、KO/コカ・コーラについて色々と紹介しておきます。ただ、あくまで素人ですので間違っている所もあると思いますがご了承ください。
ティッカーシンボル: KO
設立: 1886年
本社所在地: アメリカ合衆国ジョージア州アトランタ
コカ・コーラ社は、炭酸飲料、ジュース、水、スポーツドリンク、紅茶、コーヒーなど、多岐にわたる飲料を製造・販売する世界最大の飲料会社です。主要ブランドにはコカ・コーラ、スプライト、ファンタ、ミニッツメイド、ダサニ、パワーエイドなどがあります。200以上の国と地域で製品が販売されており、毎日約19億杯の飲料が消費されています (POUCHS(ポーチス)) (WEBRONZA)。
【強力なブランド力】
コカ・コーラは世界で最も認知度の高いブランドの一つです。この強力なブランド力により、高い消費者忠誠度と安定した売上が期待できます。
【多様な製品ポートフォリオ】
コカ・コーラ社は、炭酸飲料に加えて、低カロリー飲料、砂糖を含まない飲料、自然由来の成分を使用した製品など、幅広い消費者ニーズに対応しています。これにより売上の多角化を図っています。
【グローバルな展開】
世界中で製品を販売しており、地理的な多様性がリスク分散に寄与しています。新興市場での成長も期待され、長期的な売上拡大が見込まれます。
【安定した配当】
コカ・コーラ社は長年にわたり安定した配当を提供しており、連続して25年以上増配を続ける配当貴族の一員です。高配当利回りを求める投資家にとって魅力的な投資先です。
課題とリスク
【健康志向の高まり】
消費者の健康志向の高まりにより、炭酸飲料の需要が減少しています。これに対応するため、コカ・コーラ社は低カロリー飲料や健康飲料の開発を進めていますが、競争が激化しています。
【競争環境】
飲料業界は非常に競争が激しい市場です。主要な競合他社にはペプシコやネスレなどがあり、これらの企業との競争が業績に影響を与える可能性があります。
【環境問題】
プラスチック廃棄物や水資源管理などの環境問題に対する取り組みが求められています。持続可能な経営を推進するためのコストが増加する可能性があります。
コカ・コーラ社は近年、健康志向の製品ラインナップの拡大や、デジタルマーケティング戦略の強化を進めています。また、サステナビリティへの取り組みとして、リサイクル可能なパッケージの使用や水資源の管理に力を入れています (POUCHS(ポーチス)) (WEBRONZA)。
コカ・コーラ社は、強力なブランド力とグローバルな展開を背景に、安定した収益を上げており、配当貴族としての地位を確立しています。一方で、健康志向の高まりや競争環境の激化、環境問題への対応など、今後の課題も存在します。長期的な視点で見れば、サステナビリティへの取り組みや新製品の開発が功を奏し、成長が期待できる企業です。
KO/コカ・コーラは配当利回りの高さが魅力の株です。増配していっているという事も大きな魅力ですよね。
この配当利回りは、
約3%前後
となっています。配当利回りは株価によって変わってきますが、今の所3%前後という感じですね。
3%と聞くとメチャクチャ配当利回りの高い米国高配当株に比べると、少なく感じるかもしれませんが実際の所は十分ある配当利回りですよね。
しかも、連続増配企業ですので、今の株価で購入しておけば10年後の購入株価に対する配当利回りはもの凄く高くなっている可能性があります。
配当金を無理なく支払っているかという指標である、配当性向は、
77.60%
となっています。割と高めにはあるかと思いますが、今後の利益見込みに基づいて次年度には64.5%に改善される予定となっているようですよ。
こういったことからも今まで同様に、これからも無理なく配当金を支払っていけるのかなという感じですね。
KO/コカ・コーラの配当金をもらうには配当権利落ち日には購入しておかなければいけません。
配当権利落ち日と配当支払い日はその年によって詳しい日付は違ってきますが、大まかな日付は覚えておいたほうがいいでしょう。
そこで、KO/コカ・コーラの配当権利落ち日と配当支払い日について紹介しておきます。
配当権利落ち日 | 配当支払い日 |
---|---|
3月中旬 | 4月上旬 |
6月中旬 | 7月上旬 |
9月中旬 | 10月上旬 |
11月下旬 | 12月中旬 |
となっています。コカ・コーラの配当は四半期ごとに支払われるので、年間4年貰うことができますよ。
KO/コカ・コーラの配当金をもらった場合には、その配当金に対して以下の税金がかかります。
・米国源泉徴収税: 10%(米国-日本間の租税条約による)
・日本国内の所得税: 20.315%(所得税15%+復興特別所得税0.315%+住民税5%)
このように米国と日本とで重複して課税されるため、二重課税となってしまいますが、外国勢控除などの軽減措置を利用することにより、米国で支払った源泉徴収税を控除又は還付申請することが出来るようになっています。
KO/コカ・コーラの株を購入するには、米国株を取り扱っている証券会社に口座開設しなければいけません。米国株を扱っている証券会社ならKO/コカ・コーラを購入できますからね。
すでに米国株を取り扱っている証券会社を持っているのならばそこで購入すればいいですし、持っていないという時には楽天証券に口座開設すると良いですよ。楽天証券は業界大手で使いやすさにも定評がありますからね。
そこで、証券会社の取引画面にログインし、コカ・コーラのティッカーシンボル「KO」を検索します。
で、購入したい株数を指定し、市場注文(現在の市場価格で即時に購入)または指値注文(指定した価格でのみ購入)を選択して注文を確定します。