電力会社っていうのは日本でも割と配当利回りの高い業種として有名ですよね。これからどんどん売り上げが伸びていくという訳ではないかもしれませんが、なくてはならない存在です。
米国に上場している電力会社で、圧倒的に高配当なのがCIG/ミナスジェライス電力です。
生活にとってなくてはならない電気を供給している会社の株ならば、悪材料というのもそんなに出てきそうもなく、利益もある程度安定していそうですよね。
株価は2020のコロナショックで1ドルを割り込んでいたのですが、そこから下値をちょっとづつ切り上げていって、今では2ドルの攻防戦な感じになってきています。もしかするとこの2ドルを綺麗に抜けると暫く上がっていくかもしれませんね。
とりあえず、CIG/ミナスジェライス電力について色々紹介しておきます。あくまで素人ですので、間違っている所もあると思いますがご了承ください。
CIG/ミナスジェライス電力は、ブラジル・ミナスジェライス州の州都であるベロオリゾンテに本社を置く電力会社です。
ベロ・オリゾンテは250万人が住んでいる、ブラジルでも6番目に大きな都市になります。
CIG/ミナスジェライス電力はブラジルでも最大の電力会社となっていて、ブラジル国民の12%に電力を供給しているほど大きな会社です。
ブラジルと聞くと「ちょっと怪しい会社もあるのでは?」と思うかもしれませんが、ブラジル最大手の電力会社となると怪しさはありませんね。
しかも、過半数の株をミナスジェライス州が保有しているようですよ。また、サンパウロ証券取引所だけでなく、ニューヨーク証券取引所とマドリード証券取引所にも上場しています。
かなりしっかりしている電力会社という事でしょう。
ブラジルの中で15の州に電力供給しているだけでなく、チリにも電力を供給しているようです。
64もの発電所を保有していて、そのほとんどが水力発電になっています。火力発電も風力発電も行っているようですよ。
とりあえずブラジル最大手の電力会社で、潰れる心配はまずなさそうな会社という事になりますね。
CIG/ミナスジェライス電力は高配当が魅力の米国株ですが、配当利回りは、
10%前後
といった感じになっています。イマイチはっきりした配当金の額を調べることが出来ませんでした。
配当性向に関してもイマイチわからない感じでした。
配当利回りが高いのは高いけど、配当金が安定はしていない感じがします。配当金が安定していないというのは、高配当株に投資するうえでちょっつ辛いものがありますね。
配当権利落ち日・配当支払い日も結構バラバラになっていて、イマイチいつというのが微妙に分からない感じです。
権利落ち日は分かったとしても、支払日がかなり遅くなったりすることもあるみたいですね。権利落ち日からかなり時間がかかるというのはちょっと嫌ですね。
この配当金支払いがかなり時間がかかるというのも絶対という訳ではありませんが、そういうこともあるというのは頭に入れておいたほうがよさそうですね。
もうちょっと配当権利落ち日と配当支払い日をはっきりしてほしい所ですね。
CIG/ミナスジェライス電力はADRという形でニューヨーク証券取引所に上場しています。このADR銘柄は国によって税金が違います。
CIG/ミナスジェライス電力はブラジルの会社で、ブラジルのADR銘柄に関しては税金はかからないようになっています。税金は0円という事ですね。
日本では20.315%という税金がかかりますが、NISA口座で購入すればこの20.315の税金もかかりません。全然税金がかからずに、10%前後の配当金が受けられるなんて、なんて素敵な制度なのかなと思ってしまいますね。
まあ、CIG/ミナスジェライス電力がここから売り上げをどんどん伸ばしていくという事もないでしょうし、安定した配当金ではないという事を考えると、NISA口座で購入するかどうかは悩ましい所ではありますけどね。
CIG/ミナスジェライス電力を購入しようとしている方は、よく考えて購入しないといけませんね。
CIG/ミナスジェライス電力をNISA口座であったり特定口座で購入したいけど、買い方はどうすればいいの?と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。
ADRというものでニューヨーク証券取引所に上場しているとはいっても、ブラジルの株なのでちょっと用分からなくなったりしますよね。
でも、CIG/ミナスジェライス電力は単純で米国株を購入するのと同じように購入するだけなので、米国株を取り扱っている証券会社ならば普通に購入することができます。
米国株を取り扱っていても、一部の米国株しか取り扱っていない所もありますが、ネット証券大手の楽天証券では普通に購入することができますよ。
NISA口座も開設していないという方は、開設しておくといいでしょう。