蓮池-香川県高松市伏石町

蓮池-香川県高松市伏石町

香川県高松市伏石町にある蓮池を紹介します。
まるお
まるお

蓮池-香川県高松市伏石町

蓮池って伏石町にある池だけでなく、同じ区高松市の牟礼町にもあるんですね。伏石町にだけあるものだと思っていました。

 

この伏石町にある蓮池ですが、近くにある野田池はウォーキングをしている人も結構いますが、蓮池周りをウォーキングしている人は少ないですね。まあ、サンフラワーに面していますし、ちょっと小さめなのでウォーキングには適していないのかもしれません。

 

蓮池

 

この蓮池の歴史は以下のようになっているようです。看板がありました。

 

蓮池の概要

蓮池
堤高 4.2メートル
堤長 489.0メートル
満水面積 1.6ヘクタール
貯水量 35.3千立方メートル

蓮池は、法案三年(一一二二)の大干ばつの時に居石翁(おりいしのおきな)が出現して、たちまち鹿に化け、飯泉を掘り当てたと伝われる鹿ノ井出水(しかのいですい)の溜めとして、貞享(じょうきょう)三年(一六八六)に書かれた「翁嫗夜話(おきなおうなやわ)」によると、旧伏石村、松縄村、今里村の干ばつ対策として築造されたものと思料される。
しかし、永年にわたる自然の営みの中で老朽化が進み、漏水、決壊の恐れが生じてきたので、関係者が、協議を重ねた結果、県、市及び関係団体の御指導と御協力をいただき、平成元年四月に、老朽のため池整備事業及び景観整備事業として改修工事に着工し十年の歳月を経て、平成十一年四月竣工に至りました。
ここに本事業の概要を銘記して、御尽力いただいた方々に感謝の意を表するとともにこの池が後世に永く保存されるよう願うものであります。

高松市

伏石水利組合

 

蓮池

 

東堤防の所には蓮池竣工記念碑、太田幹線記念碑、伏石事件記念碑、農民神社が設置されています。

 

蓮池竣工記念碑、太田幹線記念碑、伏石事件記念碑、農民神社

 

伏石事件とは?

「伏石事件って何?」と思うかと思いますが、伏石事件は以下のようなものです。

 

伏石事件(ふせいしじけん)は、香川県香川郡太田村伏石(現在の高松市伏石町)で、1923年(大正12年)に起きた小作争議。 後述のとおり、日本農民組合(日農)香川県連合会長前川正一および顧問弁護士を巻き込んだ一大刑事事件に発展し、抗議行動が全国で行われたため、各種の小作争議を扱った文書でも伏石事件と呼ばれる事が多い。※参照:ウィキペディア

 

もう100年前の事件ですね。全国的にも注目を集めたようですよ。

 

毎年5月頃に慰霊祭が行われているようです。